ペットボトルや100均アイテムを使って、長らく、野菜の水耕栽培を色々試してきた。今回は、かなり前からやろうとして他のだが、ペットボトルの水耕栽培に「ソーラーパネル」を使ったポンプを入れて、溶液が攪拌されるのを作ってみようと思う。
水耕栽培は、「酸素」が命。
まずは事前知識として。水耕栽培では、植物に「養液」と「酸素」を効率的に与えることが重要だ。「養液」とは、簡単に言えば肥料の溶けた水のことであり、水分と養分を提供する。もう1つ、とーーーーっても大事なのが「酸素」だ。植物の根が「水」と「養分」に加えて、「酸素」を吸っているということは、案外その辺にいる大人は知らないだろう。
観葉植物や葉物野菜など比較的小さな植物であれば、「溶液に溶けた酸素」や「空気中に一部の根を出す」ことで十分な酸素量を得ることができるのだが、私が今育てようとしている茎ブロッコリーなんかだと全然酸素が足りない。そこで、今回はモーター(熱帯魚の飼育などで使われるもの)で水が自動的に攪拌(酸素が混ぜ込まれる)されるようにしようという経緯だ。
ソーラーポンプを購入しよう。
養液を酸素と攪拌するには、ポンプの種類で2通りのやり方がある。1つは、エアポンプで下からブクブク泡を出す方法。もう一つは、水を吸って出すモーターポンプで水流や噴水をつくることで水を常に循環させる方法だ。今回は後者、ソーラーパネル付きのモーターポンプを試してみる。(だって安かったから。)商品は楽天で「ソーラー モーター」などと検索すれば色々出てくる。
ちなみに、ソーラーで動くポンプは「バッテリー付き」と「バッテリーなし」がある。バッテリー付きは充電することができるので、太陽が出てなくても電気の備蓄がある限り動作する。バッテリーなしは、「太陽が出てる時だけ」動作する。雲が出てきたら止まるのである。今回は、「バッテリーなし」を選択した。日に照らされて光合成が活発な時だけ、酸素供給が促進されればいい、四六時中動いている必要はない、と考えたから。(そして安かったから。)
てことで、雑に作っちゃいます
さあ、これで茎ブロッコリーの成長は促進するか。またレポートしたいと思います。
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