アブラムシ、ハモグリバエ、ナメクジ、ハダニ、アオムシ…。夏の家庭菜園は、虫との戦い。農薬を使うのはできるだけ避けたいので、プランターを不織布や防虫ネットでまるっと覆うのがオススメです。ただし、使ってるプランターにぴったりな防虫ネットを探したり、加工したりするのはなかなか骨が折れる作業です。
そんな中、セリアの3つの商品を組み合わせるだけで、葉もの野菜やかぶを栽培するのにぴったりな防虫ネット付きプランターができる!賢く虫除けして、美味しい有機野菜を作りましょう。
完成図
アイテム その1 プランター 「大鉢 角」
深さ10cm、縦横32cm×25cm程度の浅型プランターです。比較的根を浅くはる野菜、例えばコマツナ、カラシナ、ホウレンソウ、ベビーリーフなどの葉物野菜、あとはかぶ(中かぶ)栽培にピッタリ。条まきの場合だいたい2条まきができます。中カブなら2×3の6株、コマツナをしっかり育てようとするなら3×3の9株程度、ベビーリーフならかなりの量を育てることができます。100円にしてはしっかりしたつくりをしていておすすめです。
アイテム その2 U型 園芸支柱(全長約80cm)
このU型支柱の横幅が、上記のプランターの対角線の長さに近く、ちょうどプランターのヘリの位置に支柱の両端がくる。なので、プランターのへりに穴を開けて固定(後述)するか、U型支柱を内側に押し曲げて土に刺すか、どちらでもいけそう。また、高さが31.5cmなので30センチ程度までの背丈の野菜に対応できそうです。
アイテム その3 ランドリーネット「特大糸くずシャット 円柱型」
ランドリーネットです。糸くずシャットが、虫すらもシャット!
加工する
前述したように、U型支柱を内側に少し押し曲げて土にさすこともできそうですが、ここではプランターを少し加工して、ヘリに支柱をさすパターンでやってみます。
プランターの四隅に穴を開けます。U型支柱が太め(直径9mm)なので、結構太い穴をあけないといけません。
ここではインパクトドライバーにドリルビットをつけて穴を開けています。(キリやホットカッターなどを使う手もあると思います)
穴が小さいので、穴にハサミを入れてグリグリ回して、穴を広げています。
そこへ、U型支柱をクロスさせて差し込みます。
ランドリーネットを被せると全体がすっぽり入る。ファスナーを上に向けると、水やりやお手入れにちょうどいい十分な広さを手軽に開けることができます。
【家庭菜園】我が家を襲う!シソの害虫(ベニフキノメイガ・アザミウマ・ハダニ)に書いたように、私の環境では夏の家庭菜園は虫との戦争です。特にまだ小さく、草勢が弱い段階で虫にやられてしまうと成長が一気に遅れ、最悪の場合そのまま枯れてしまうことも。小さな間だけでもこのような虫を完全シャットアウトできる環境で育てるのがいいかと思います。
ぜひ試してみてください。
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